学期最初、先生の気持ち

f:id:correct-me:20181004234640p:plain学期の最初。
先生も、とっても気を付けてこの日を迎えています。
理不尽な叱り方をしないでやる気を引き出すように、丁寧に関わるように、笑顔でいるように、自分に言い聞かせながら教室に現れる先生もいれば、
以前甘やかしてしまったことを後悔して、これからビシビシ行くぞ!と心して教室に現れる先生もいれば、
最初はゆるくいって途中からペース上げるぞという先生もいれば、
怖い先生と思い込ませるのが大切と意気込む先生もいます。



二学期始め、ある先生の例を出します。

まず家を出るとき「少しは家のことしてよね!」「夏終わったけど結局子どもとの約束守らなかったね」などという家族の一言でモヤモヤ。
職員室で苦言を呈され気持ちがモヤモヤ。
欠席者の数とメンバーで、気持ちがモヤモヤ。

提出物集めのころには、既にややお疲れが出ています。
思い通りに行かないこと、自分の不甲斐なさを憂いてモヤモヤ。

忘れ物がポロポロ自己申告に来ます、ひとり、ふたり…

言いに来ただけましか、となんとか怒りをこらえて「気を付けてね」と声をかける先生

さて、やっと授業ができるぞと、ふと見渡すと、教科書忘れたのに言いに来ない子がいる…、あるいは、言いに来るタイミングが遅い…


しばらく離れていたので、もしかして…の子の接し方、忘れて、ショート!スパーク!


忘れ物をしたとき、フリーズしたり、そもそも忘れ物をしたことに気づかない、もしかして…の子。
先生のペースを乱すので、クラスのペースも乱してます。
これでは、ヤル気満々の先生達だけでなく、クラスメイトのことまで刺激してしまいます。


先生の叱りエネルギーには、発生メカニズムがあります。

「なんでぼく/わたしばっかり叱られるのだろう」「あの子だって忘れたのに…」
もしかしての子どもたちの持つ、このような経験に、答えを示してあげるのです。
子どもの心を守るために。


カニズムがわかれば、とるべき対処法が頭に浮かびやすくなります。

お互いのモヤモヤが減ります。
先生のモヤモヤが減るので、クラスのモヤモヤも激減します!


もしかして発達グレー研究所では、多様な特性に合わせた、上手な叱られ方をオーダーメイド。
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